2017-07-02 loop 夢は叶うものだとおもっていた 執着心ではなく、わたし自身の自尊心の問題だった 明日も会えるのに、別れるときに触れ合う手、絡まるイヤホン、遠くて近い未来のこと、髪を明るくする想像、はなればなれになった猫、わすれてゆく輪郭、色のつくまぶた、にどと行けない駅、なにもかもしゃべりおえたように去ったひとの温度、泣きやんだ先の夏、まばたきで訪れる春 眠りについた小さな都市の光を考えながら、夜長を探す