左足のこゆびに、おおきな水ぶくれができた そこはちょうど靴をはくと、なにをどうはいても当たるので外に行きたくない ふえればふえるほど逃げられなくなる まだここで一生を過ごす覚悟がない ねむくなってきてうれしい 眠れない夜がきらい 実家にいたとき…
わたしがなんど泣いても驚いて抱き締めておなじように泣いて顔に触れて涙を拭うのはただひとり。なにも持っていなくても、なにもできなくても動けなくてもゆるしてくれたのも、ただひとり。そういう愛に触れつづけていたから、それ以外のものにわたしは鈍い…
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