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意識下への自覚、の、つもりだったんだけれど、ほんとうは上の上のうすっぺらい表面の部分の問題で、逃れられてない自分を認めたくなくて、からだの底の方に閉じ込めて、かろうじて生活をしていた。

ようやく向き合えたのは、ようやく地元に2日間帰ってきて、また東京への帰路でのことだった。暗い窓にうつる自分が恥ずかしく、情けなく、わらえてしまう。

 

最近仕事中は、履いているプリーツスカートの裾の揺れにしか意識がいっていなかった。

肌にふれるレーヨンの薄い感覚がこそばゆくて好きだ。数ヶ月はそれを纏って仕事をするわけだから、なんとなく気分はよかった。

 

 

8月が終わって、残る夏も終わる頃、24歳になる。いよいよ、いよいよだ。24、という年に何も感じていなかったけれど、今、自分がいよいよ、変化する予感がしてる。

 

泣きだしそうだった衝動がすり減っていく。せつなくないと、恋にならなかった。幼い、ままごとのような、愛の真似事のような日々だった。

それを大切に大切にしていた。その事実さえはもう、大切にすることはない。

 

予感というのをあてにしてはいけないけれど、夏が終わればわたしはきっと、変わり果ててゆく。

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夢の中で、これは夢だとわかることがよくある。

出勤前に外でたばこを吸っていて、あれ、わたし二連休のはずなのに出勤?おかしいな、ああ、夢か。と気づいた。

せっかくなら吸ってから目を覚まそうとおもったけど、味はしなかった。

目を覚ます方法は簡単で、でもちょっと恥ずかしいからひみつにしておく。

その夢のあとは、目を覚ますことには成功したけど強制的に瞼が落ちてくるのを必死にあけた。そういうときに、だいたい金縛りになる。そしてだいたい、お昼寝のとき。脳は二度寝してくれないのかな。

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わたしたちはやさしい言葉でお互いをゆるやかに殺していく。

 

 

 

 

 

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外の世界で生きていて、内側ばかりを考える癖がある。

隣で話すひとの話をきいているふりをして、奥にうつる美しいひとの横顔を眺めていた。

ときどき視界が暗くなる。ライブハウスの照明みたいにやわらかく、激しく変わる。

 

お酒があんまりのめなくなった。コーヒーがだんだん好きになっている。たばこはおいしいけれど、吸いたくない。

 

16歳から、21歳まで。

憶えているかぎりその期間わたしは、ねむるまえによく泣いていた。

ねむれないまま、学校に行こうとして行かなかったり、ずっとずっとひとりのような気でいたりしていた。家族の愛というのをやっと最近わかるようになって、わからなかったそのときは、わけもなくさみしくてくるしかった。

ひとりでいる時間を愛せるようになって、ひとりの時間がなくなって、生活が自分のものだけじゃなくなった今、自分のために泣くことはなくなった。

 

けれどつくづくまだ、おとなになれない。

お酒をのんでもたばこを吸っても仕事をしても、ちいさなさみしさは消えなくて、ずっと抱えてる弱さのようなものが、変わらないわたしの火。小説や漫画や映画をみてあんしんするように、隣で話すひとたちの会話をきいている。

 

まもられていてばかりだったことを考える。

これからは、ほんとうにこれからは、そうはいかない。その覚悟を、きのうの夜に、考えていたけど、直ぐにはむりなので、じっくりと手に入れていこうとおもう。

 

Of The Day

 

夢は叶うものだとおもっていた。

 

執着心ではなく、わたし自身の自尊心の問題だった。

 

明日も会えるのに、別れるときに触れ合う手、絡まるイヤホン、遠くて近い未来のこと、髪を明るくする想像、はなればなれになった猫、わすれてゆく輪郭、色のつくまぶた、にどと行けない駅、なにもかもしゃべりおえたように去ったひとの温度、泣きやんだ先の夏。

 

眠りについた小さな都市の光を考えながら、眠る。

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もともと、自分のことを好きな人間ではなかった。この世界で生きていくには嘘でも騙してでも自信やプライドが必要で、それをつくるのにずいぶん時間と気力を使った。ちっぽけだった自尊心が崩壊した今、自分の本音など取るに足らないものとなってしまった。東京で生きていく上であまりにもちいさいもの。なのか、ほんとうに。ほんとうに?と問いかけ続けるとますます見失ってしまって、だれかに話をすることもできなくなった。わたしはだれも信じていないから、だれもわたしを信じてはくれない。わたしは一方通行が大嫌いで信じてなくて、良いことも悪いこともすべて等しく返ってくるものだと思っている。わたしが嫌いなあの子はわたしのことが嫌い。だけど、わたしが好きなあのこはわたしのことが好きじゃなかったりする。わたし以外への気持ちは簡単に変わるはずないって思うのに、わたしへの気持ちなんて簡単に変わってしまう気がする。まっすぐになればなるほど傷つく、昔からそう、ずっとそう、学べよ、馬鹿な子。

だれよりもなきむしだった、それは昔のはなし、いまさら弱くて情けなくてうざったくてみてられないから、へいきでわらってよく食べよく眠りよく働く。それがここでの、東京での、生きる術。

ただすこしつかれただけ、まだがんばれる、にげたい、そんな時間はない、泣かないでねむって、めがさめたらしゃんとして、がんばれ、がんばれいつか死ぬ。

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 左足のこゆびに、おおきな水ぶくれができた

そこはちょうど靴をはくと、なにをどうはいても当たるので外に行きたくない

がしかしいまのわたしに休日というものは存在しないので痛みに耐えるしかない

赤く膿んだそれをみるとつっついて破裂させたいきもちが抑えきれずけれどちょんと触るだけで叫ぶほど痛いので大馬鹿者、と涙。

 

 

 

 

生活をあまり豊かにしたくない

 ふえればふえるほど逃げられなくなる

そう思うのはまだここで一生を過ごす覚悟がないからです

豊かにせず要素を減らし怠けなければ、少しのものでまわせる

ひとりで生きてる実感を取り戻して安堵した真夜中天井を見上げる、へんなかたち、わたしの新しい家、わたしをまもるのはわたし、と、好きな音楽小説映画

 

ねむくなってきてうれしい

眠れない夜がきらい

実家にいたとき、わたしがまだ母より先にベッドに入っていたとき、母は眠る前わたしの部屋に寄って髪をやさしくなでて額にキスをしておやすみ萌、と言ってた わたしはそれがすきで寝てるふりをしていた

 

 

 

 

pity

 

わたしがなんど泣いても驚いて抱き締めておなじように泣いて顔に触れて涙を拭うのはただひとり。なにも持っていなくても、なにもできなくても動けなくてもゆるしてくれたのも、ただひとり。そういう愛に触れつづけていたから、それ以外のものにわたしは鈍い。そういう愛を、わたしもあげられたらとおもった。それは簡単なことのようにおもってた。簡単に当たり前のようにもらっていたから。

 

わたしはすこしつよくなって、あんまりねむらなくてもへいきになって、自分をちゃんと見てあげられるようになった。はずだった。

毎日書こうときめたブログは4月25日でとまってて、本を読むきもちも失って、ききたい音楽はハイエイタス以外なくなった。

すべてが良くなっていけばいいと、いつもそうおもう。嘘を嘘じゃなくする術をわたしは知っていてあのひとは知らないというだけなのに、滲んでいくのをとめられない。

 

消えない共有願望に辟易する。