murmur

わたしが美しく気高く生きていくことで、あなたの未来がまもられますように 9/2 箪笥に長らくしまってた服の匂いが好き さむくて、長袖のパジャマをひっぱりだして着た恋人から離れられない さむくて、ふとんの中の幸福度が上がってしまった さむくて、ふた…

happier than ever

8/27 腹痛に耐えるだけの時間 pcを触ろうとすると痛みで目がちかちかした 仕事はほとんど進まなかった 8/28 引っ越してから徒歩10分圏内にちゃんとしたスーパーがなくて、自炊の日々に対してストレスだった 気になってた喫茶店に涼みにいったら、近くに見た…

straw

8/17 家の近くにけっこう大きな公園があって 前を通るたびに入ってみたいと思っていた 異常気象で大雨が続いて、8月だというのに気温は23度と低く、夜の散歩にはうってつけだった ランニングコースのそばのベンチに座って友人と2時間ほど電話で話す きっとど…

river

ようやく向き合えたのは、やっとの思いで地元に2日間帰って、また東京への帰路でのことだった。暗い窓にうつる自分が恥ずかしく、情けなく、わらえてしまう。 最近仕事中は、履いているプリーツスカートの裾の揺れにばかり意識がいっていた。 肌にふれるレー…

draft

夢の中で、これは夢だとわかることがよくある。 出勤前に外でたばこを吸っていて、あれ、わたし二連休のはずなのに出勤?おかしいな、ああ、夢か。と気づいた。 せっかくなら吸ってから目を覚まそうとおもったけど、味はしなかった。 金色の髪、きっとすぐや…

loop

夢は叶うものだとおもっていた 執着心ではなく、わたし自身の自尊心の問題だった 明日も会えるのに、別れるときに触れ合う手、絡まるイヤホン、遠くて近い未来のこと、髪を明るくする想像、はなればなれになった猫、わすれてゆく輪郭、色のつくまぶた、にど…

clone

もともと、自分のことを好きな人間ではなかった。この世界で生きていくには嘘でも騙してでも自信やプライドが必要で、それをつくるのにずいぶん時間と気力を使った。ちっぽけだった自尊心が崩壊した今、自分の本音など取るに足らないものとなってしまった。…

may

左足のこゆびに、おおきな水ぶくれができた そこはちょうど靴をはくと、なにをどうはいても当たるので外に行きたくない ふえればふえるほど逃げられなくなる まだここで一生を過ごす覚悟がない ねむくなってきてうれしい 眠れない夜がきらい 実家にいたとき…

pity

わたしがなんど泣いても驚いて抱き締めておなじように泣いて顔に触れて涙を拭うのはただひとり。なにも持っていなくても、なにもできなくても動けなくてもゆるしてくれたのも、ただひとり。そういう愛に触れつづけていたから、それ以外のものにわたしは鈍い…

radio

4/5ルールをなにひとつまもれなかった 4/6長いあいだ自分の首をしめていた行為に終着点が見えた はたして正しいのかはわからないけれど 今のわたしの判断力ではそれがベストのようにおもえた すべてがよくなっていくといいな 4/7ずっと行きたかったアカシア…

unhurt

3/24くちさきばかりでいやになる いやになるとのどの奥がじんときもちわるくなる 言葉がほとんどゆいいつの手段なのに 言葉を信用しなくなる 3/25 3/26お腹痛かった 好きなひとがおぼえたてみたいにお腹さすっててくれてうれしかった 3/27びっくりした 1日が…

pain

3/18自分には縁がないにおい、が充満したところに行った 1日に数カ所 そこではわたしは余所者になる さみしさを感じるような場所ではなくて、だからこそ自分の中が奮い立ってしまう もうずっと 高校生の頃からずっと 感化されることを恐れている 3/19餃子フ…

none

3/13 いまの部屋に光は入らない すっかり慣れていたけどここ数日は天国みたいなところにいたから混乱した 約3秒 気がついて二度寝 あと30分眠れる、そういうことばかりははっきり判断するいままで大切にできなかったことがしんでも守りたいものになった そう…

confusion

3/3わたしたち 一生わからなくてもいいことがたくさんあって 一生わかろうとしつづければいい 3/4たのしい ということが前提ですべて動いていきたい 3/5望んでいた明日がきた (遠距離恋愛が終わった) 3/6失っていたものを取り戻すように過ごす 3/7ずっと機嫌…

momo

2/27単身赴任を10年間している父がはじめて 今度の異動で帰れるかも、と言った どうか 父を帰してください と 母と神社へお参りに行った お風呂に入っていると突然じぶんの生きかたがふに落ちてきた 3つ歳上のお兄ちゃんが転職するそうで 有名企業に決まっ…

more than words

2/23 高校のクラスメートと朝まで飲んだ午前3時の空気の冷たさに何度か叫んだ 彼女たちはほんとうのわたしを知っていて いまのわたしをもうなにも知らない 2/24夜 大人げない気持ちに恥ずかしくなってすこし心臓が浮いた 2/25店長が あなたなら大丈夫 という…